妊婦は人間ドックを受けていいの?気になることまとめ

人間ドック。だいたい1年に1回ぐらいのペースで受ける機会があるでしょうか?

 

見た目では分からない自分の体調の変化が分かり、病気の早期発見にも繋がる人間ドックはできれば欠かさずに受けたいものですね。

 

ですが妊婦さんは人間ドックを果たして受けていいのでしょうか?レントゲンを始め、妊婦さんにはあんまり良くないイメージがありますよね。

 

結論から言うと妊婦さんの場合人間ドックは受けられません。

 

もう少し詳しく言うなら、受けられる項目があまりにも少ないのでやる意味がないというのが正確かもしれません。

 

今回は妊婦さんが人間ドックを受けられない理由をはじめ、妊娠に気づく前に人間ドックを受けてしまった、というケースの解説もしていきたいと思います。

 

何故妊婦さんは人間ドックを受けられない?

お医者さん

人間ドックの中で妊婦さんが受けられない項目の代表と言えば、胃カメラ、胃のエックス線検査、胸部レントゲンなどが挙げられます。

 

皆さんご存知だと思いますが、レントゲン検査は放射線を利用します。

 

検査に関する放射線量自体は微量なのですが、お腹の中の赤ちゃんの影響がゼロとも限りませんし、被爆しないに越したことはないですもんね

 

また乳がん検診も同様で、こちらは受けられないこともないのですが意味がありません。

 

と言うのも妊娠によって乳腺が発達することから、エコーもマンモグラフィーも正常に撮影できなくなってしまうからです。

 

母乳の影響もあって画面が真っ白にうつってしまうんだとか。

 

その他の検査であれば産後半年を目安に受けられるのですが、母乳育児をする場合は乳腺の発達が継続しているので、乳がん検査を受けられない時期は人間ドックよりも自ずと長くなってしまうので注意して下さいね。

 

妊娠発覚前に人間ドックを受けてしまった場合は?

それでは妊娠が発覚する前に人間ドックを受けてしまった、という人の場合はどうなってしまうのでしょうか?

 

そもそもレントゲン検査が妊娠中NGとされる原因は、放射線が体の中を通過する際に細胞やDNAを傷つけてしまうからです。

 

特に妊娠初期の赤ちゃんは細胞分裂が盛んなこともあって、放射線を大量に浴びてしまうと、奇形や発育・精神発達遅延のリスクに繋がると言われています。

 

ですがそれも、赤ちゃんがいる下腹部や骨盤の中に向けて直接照射したり、何枚も連続でレントゲンを撮るようなことがなければ大丈夫です。

 

人間ドックのレントゲンを撮る箇所はほぼ胸部だけですもんね。

 

ですので人間ドックを受けてしまった場合でもそこまで心配する必要はないので安心して下さいね。

まとめ:産後半年以上経ってからまた再開しましょう

厳密に言えば人間ドックの内、身長・体重・血圧測定や目・耳の検査なら受けられないこともないのですが、前者は妊婦検診で毎回受けるものでもあるので、やっぱり妊婦さんが人間ドックを受ける意味はあまりないようですね。

 

また、妊娠中は血液検査も数回行われますし、助産師さんに胸を診てもらうことも多いことから、普段よりは人間ドックを受けなくても比較的大丈夫な時期と言えます。

 

ただし産まれてくる赤ちゃんのためにも、お母さんの健康は何より大事です。

 

産後半年以上経って落ち着いたころ、また人間ドックを再開して下さいね。