皆さん、お抹茶は好きですか?抹茶ラテ、抹茶フラペチーノ、抹茶アイス、抹茶プリン等々……。
巷にはたくさんの抹茶系飲み物・抹茶スイーツもありますが、何を隠そう私も抹茶大好きです!
今までは抹茶と言うと栄養も豊富だし、むしろ好んで選んでいたという方も多いのではと思います。
ですが妊婦さんにとって抹茶は大丈夫なのでしょうか?
コーヒーや紅茶はもちろんのこと、抹茶にはカフェインが入っていますし、タンニンという成分もなんだか気になります……。
ですが安心して下さい。結論から言うと……ずばり!適量であればお抹茶は飲んでも食べてもOKです!
では今回はその適量とはどれぐらいか、お抹茶を飲むメリット・デメリット等も含めてご紹介していきたいと思います。
抹茶のカフェイン含有量は?一日何杯ならOK?
お抹茶とはそもそも緑茶の一種。また、お茶の葉そのものを粉にしていただくので、煎茶やウーロン茶に比べるとカフェインは多めになっています。
ちなみに、明確な基準と言う訳ではないですが一日の目安としてのカフェイン摂取量は200~300mgと言われています。
それに対してお抹茶のカフェイン含有量は約48mg(※淹れ方で違います)。つまり1日4杯程度なら問題なく飲めるということですね。
コーヒーはだいたい1日1杯と言われているので、比較的安心して飲めることが分かってホッとしました。
お抹茶でこれぐらいの含有量ですので、抹茶ラテや抹茶アイスもたくさん摂取しない限りは問題ありません。
ただもちろんメーカーによって違いますし、例えばスターバックスコーヒーの抹茶フラペチーノの場合はショートサイズ(240ml)でも91mgとお抹茶以上にカフェインが含まれているので注意が必要です。
更に言えばカロリーも気になるところなので「お抹茶だから大丈夫!」と安心し過ぎず、たまのご褒美にいただくのがオススメですね。
お抹茶を飲むメリット・デメリット
そんなお抹茶ですが実はとっても栄養価の高い飲み物でもあることを皆さんご存知ですか?
お抹茶はビタミンA、B1、B2、C、E、ナイアシン、葉酸などのビタミン類が豊富な上、カルシウム、鉄分、カリウムなどのミネラル、更に食物繊維も含まれているんですよ!
それに加え、お抹茶には「テアニン」という成分が含まれているのですが、興奮を鎮めて緊張を和らげるリラックス効果と、その抗酸化作用から細胞を活性化し、お肌の修復してくれる効果も期待できるんです!
妊娠中は心配ごとや気がかりが多いので、リラックス効果の高い飲み物があると嬉しいですよね。
つまりお抹茶を飲むことによってこれらの良い栄養素が簡単に摂れることがメリットとして挙げられるかと思います。
ただ一方でデメリットになる栄養素、「タンニン」もお抹茶は含んでいます。
タンニンは摂取し過ぎると鉄分の吸収を阻害する可能性がある成分なので、貧血になりやすい妊婦さんは注意が必要なんです。
また、妊婦さんが積極的に摂りたい栄養素である葉酸の吸収も阻害してしまうんですよ。
よって、カフェイン含有量的には1日4杯程度なら飲んでもOKなのですが、これらのデメリットのことも考えて一日1~2杯に留めておく方が安心だと思います。
まとめ:適切な量を見極めて美味しく栄養を摂りましょう
さすがに抹茶スイーツ尽くしの食べ放題に行く!……なんてレベルでない限り、安心して飲んだり食べたりできることが分かりましたね。
また少しの量で栄養もたっぷり摂れる点もお抹茶の魅力だと思いますので、適切な量を見極めて美味しく栄養も摂取しましょうね。