初めての妊娠というと分からないことだらけではありますが、最近はネットや本で得られる知識が多いので大抵のことは「まったく知らない!」なんてことはないですよね。
……私もそう思って油断していました。ですがあれはまだ妊娠初期ころ。今までの人生で感じたことがない、肋骨付近の痛みを感じたのです!
私の場合、心臓の下あたりの肋骨辺りが痛くて、肋骨がどこかに刺さったかのような痛みでした。
でも妊婦さんと言えば代表的な症状はつわり、腰痛、便秘、頭痛、気持ち悪さ、足のむくみ等々……。
肋骨の痛みなんて妊娠に関係あるの?と甚だ疑問で、とても心配になってしまったことをよく覚えています。
ずばりそれは妊婦さんだとよくある症状の一つ「肋間神経痛」だったのですが、そこまでメジャーではないのでご存知でない方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は肋間神経痛とはどんなものか、何故起きるのか、対処方法はないのかといったことをまとめていきたいと思います。
3つの原因が考えられる妊娠中の肋間神経痛
そもそも肋間神経痛とは何も妊婦さんに限って起こるものではありません。
その字の如く、肋骨の下を走る神経に何らかの原因で痛みが生じるというものなのですが、病的な異常という訳ではない【原発性肋間神経痛】と病気に起因する【続発性肋間神経痛】の2タイプに大きく分類され、妊婦さんがなるのは前者です。
原発性肋間神経痛は病気やケガなどのきっかけがないのに突如発症するもので、妊婦さんが多くかかることで考えられる原因は主に下記の3つです。
①ストレス
妊婦さんはどうしても環境や体調が変化することなどからストレスが溜まりがちですよね。
人間の体はストレスを感じると筋肉が緊張し、血管が収縮することから肋間神経痛に繋がります。
②内臓の圧迫
子宮が大きくなるにつれ、内臓が圧迫されてしまい、更に上へ上へと持ち上げられてきます。その際肋骨と内臓に挟まれた肋間神経に痛みが現れることがあるのです。
③血流が盛んになることでの圧迫
妊婦さんの体はお腹の赤ちゃんへと血液を届けるために血液量が増え、血流も激しくなります。
冷え性で元々血行が悪い人は急に血流が盛んになるので心臓がついていけずに肋間神経痛として症状化することもあるんです。
妊婦さんの肋間神経痛は血行を良くすることで緩和させよう!
ではそんな地味に辛い肋間神経痛ですが、何か対処する方法はないのでしょうか?
内臓が圧迫されることでなる妊娠後期(特に臨月ごろ)になる肋間神経痛は中々対処しようがないのですが、初期や中期のころでしたらずばり血行を良くすることで症状がだいぶ緩和されると思います。
そこでオススメの商品とともにその方法をご紹介します。
温湿布を患部に直接貼る・・・ ハリックス55EX温感A
痛い箇所に直接貼れるのが湿布の良いところですね。
こちらの温湿布は肌に優しい弱酸性ですし、じんわりと血行を良くしてくれますよ。
遠赤外線効果のある腹巻をする・・・遠赤サポート腹巻
原始的な手段と思われるかもしれませんが、腹巻は妊婦さんのマストアイテムであるので取り入れやすいのではないでしょうか?
こちらは遠赤外線効果で温めてくれる上、胸の下から骨盤あたりまですっぽりと覆ってくれる長くてゆったりとしたタイプの腹巻なので妊婦さんに特にオススメですよ。
まとめ:肋間神経痛は妊婦さんによくあることなので安心しましょう
いきなり肋骨付近が痛み出すなんてビックリするかもしれませんが、妊婦さんには残念ながらよくあることなので心配しすぎないで下さいね。
そして私の体験談を綴らせていただきますと、初めて感じた妊娠初期は3日程度・数時間で収まりましたが、妊娠後期に再びなった際は収まることなく、ちょくちょく起こるように変わりました。
後期での痛みは圧迫によるものなので中々対処法もなく、少し困ってしまいますがなんとか上手く付き合っていきましょうね。