妊娠すると、今まで普通に行っていたことが「やってもいいのかな……?」と心配になりますよね。
初めての妊娠だと分からないことだらけですし、無知だったが故にお腹の中の赤ちゃんに何かあったらと思うと慎重になって然るべきだと思います。
そこで今回気になるのが縮毛矯正です。
妊娠・出産に関する本を読んでいるとヘアカラーやパーマについては問題ないと書いてあるのを見かけますが、縮毛矯正についてまで書いていることって少ないですよね。
実際、縮毛矯正は妊婦さんがしても大丈夫なものなのでしょうか?
結論から言いますと……問題ありません!
ただ注意点がまったくないと言う訳ではありませんし、実際いつごろ行くのがベストなのかという気になるポイントなどを中心に今回はご紹介したいと思います。
縮毛矯正を行う上で注意すべきは妊婦さんの体調
縮毛矯正と言うと一番気になるのは薬剤がお腹の中の赤ちゃんに何か悪影響を与えないかと言うところですよね。
その点についてはヘアカラー剤、パーマ剤と同様です。縮毛矯正の薬剤は頭皮につけるものではないので、妊娠中でも問題はありません。
ただ注意していただきたいのがお腹の赤ちゃんより妊婦さん自身が辛いという点です。
縮毛矯正をしたことがある方はご存知だと思いますが、施術時間がとっても長いですよね。
髪の毛の長さとその美容室によって違いますが、平均で3~4時間かかってしまいます。
立っているよりかは座っている方が楽なのは楽ですが、かと言って長時間同じ姿勢だと辛いですよね。
シャンプー台で仰向けに近い状態になるのもお腹が張ったりしかねません。また、つわりで匂いに敏感な時期だと薬剤の匂いで気持ち悪くなったりしてしまうことも……。
ですがだからと言って縮毛矯正することを諦めたくありませんよね。そこでどういった点に気をつけて施術を受けるべきなのでしょうか?
美容師さんに妊娠中であることを予約時に伝える
当日伝えても良いですが、できれば予約時の方が美容師さん自身も妊婦さんへの対応を事前に頭に入れることができます。
より良い対応をしてくれる筈です。今何ヶ月かと言うことと、他にも希望があれば伝えて下さいね。
例)「いつもはミルクティーを頼むけど麦茶に変更してほしい」等
体を締め付けない楽な服装で行く
美容室は普段ならオシャレをして行きたいところだと思いますが、縮毛矯正ともなると長丁場になるので、お腹や胸の締め付けがない、楽な服装で行きましょう。
ワンピースやスカートで行く場合は足首が冷えたりしないようにレギンスやタイツもできれば着用して下さいね。
トイレは我慢しないで行く
施術中に1回ぐらいなら気を遣わないで行けると思いますが、2回、3回ともなると恥ずかしくなってつい我慢しがちですよね。
ですがそこは我慢する方が膀胱炎に繋がりかねないので、どうか恥ずかしがらずに行きたくなったタイミングで行くようにして下さいね。
縮毛矯正の一番のオススメの時期は妊娠7ヶ月ごろ
それでは縮毛矯正に行くベストな時期はいつでしょうか?
匂いつわりがまったくない人なら妊娠初期でも良いのですが、薬剤の匂いはあまり普段嗅がない匂いですので急に気分が悪くなることも考えられます。
妊娠後期でもシャンプー台に乗る姿勢が大丈夫であれば良いように思いますが、早産になってしまった場合、「行こうと思っていたら産まれてしまった」ということにもなりかねません。
やはりつわりの時期を超えた安定期である妊娠5ヶ月~7ヶ月(16週0日~27週6日)がオススメですね。
また、その中でもまだ待てるなら後半が良いでしょう。
と言うのも出産後は忙しくなってしまい、美容院に何ヶ月も行けないというママさんが大多数だからです。
そのため、できるだけギリギリのラインをねらって妊娠7ヶ月のころ、体調の良い日を選んで行かれるのが一番良いんじゃないかなと言うのが私の見解です。
まとめ:安心して綺麗な髪の毛になりに行きましょう
髪は女の命と言いますし、できれば綺麗な髪の毛で赤ちゃんと会いたいと思うのは当然です。
体調さえ良ければ縮毛矯正自体はまったく問題のないことですし、安心して受けに行って下さいね。