妊娠中は赤ちゃんにたくさんの栄養を届けるために、栄養バランスをしっかりと考えた食事にしましょう!と指導される妊婦さんがほとんどですよね。
しかし、栄養バランスを気をつけると言っても普段の食事でどうやって栄養をとればいいの?食事にプラスするのって調理が大変なんじゃない?と億劫になりがちです。
私も栄養の摂り方を調べるまではなんとなく大変そうだなぁ・・・と及び腰でしたが、必要な栄養素を含む食品を知ると案外ちょっとした工夫で栄養が摂れることがわかり、積極的に摂取できるようになりました。
お味噌汁にプラスしてみる、茹でるだけ、切るだけで食べられる、そんな食品も多く案外簡単ですよ!食卓も一品増えるだけで華やかになるので簡単に食卓を華やかにしてみましょう!
妊婦さんが積極的に摂りたい栄養素
①葉酸
妊娠初期から葉酸はたっぷりと摂りましょうというのは有名なので知らない妊婦さんはいないでしょう。
葉酸は赤ちゃんがおなかの中で正常な細胞を作っていくために必要不可欠な栄養素です。妊娠中にたっぷり葉酸を摂取してあげることで、生まれてから病気になるリスクを減らしてあげることもできるので積極的に摂取しましょう。
葉酸が含まれる食べ物は
・ほうれん草
・大豆
・バナナ
・イチゴ
などです。簡単に調理して食べられるものばかりなので食卓に一品増やしたり、食後のデザートとして取り入れると普段の食事でも十分摂取できますよ。
葉酸は必要分以外は尿と一緒に体の外に排出されてしまうので、毎日摂取することを心がけましょう。
②鉄分
妊娠中に貧血を訴える妊婦さんも少なくありません。妊娠中は血液の量が増えるため貧血になりやすいのです。私も妊娠中の血液検査で貧血が指摘され鉄材を処方されていました。
妊娠中に鉄分が不足すると妊婦さんが辛いだけでなく、赤ちゃんの発育が十分にされなかったり、未熟児や早産のリスクが高まってしまうので、鉄分もしっかり補給していきましょう。
鉄分が含まれる食べ物は
・ほうれん草
・木綿豆腐
・さんま
・あさり
・卵
などです。汁物に入れたり、木綿豆腐は切るだけで食べられるのでこちらも普段の食事に取り入れやすいので、食材選びの時に気をつけてみてください。
鉄分は赤ちゃんに優先的に送られて妊婦さんに必要な分が不足しがちです。意識して摂取するようにすると妊婦さんも元気にマタニティライフが送れますよ。
③カルシウム
カルシウムはおなかの赤ちゃんの骨や歯を作るだけでなく血液や神経組織を作るためにとても大切な栄養です。
妊娠中にカルシウムが不足すると妊婦さんの体にあるカルシウムが溶けだして赤ちゃんに送られます。そうすると妊婦さん自身がカルシウム不足になり骨がスカスカになってしまったり、妊娠高血圧症になるリスクが高くなってしまうので注意が必要です。
カルシウムが多く含まれる食べ物は
・乳製品
・小魚
・大豆
・海草
などです。朝食の飲み物を牛乳にしてみたり、おやつに小魚を食べるなどで摂取することができるので簡単ですよ。
朝食をフルーツ入りのシリアルにして、牛乳やヨーグルトをかけて食べるのもオススメです。カルシウムだけでなくビタミンも摂取できるので一石二鳥です。
まとめ
妊婦さんに必要な栄養素は案外簡単に摂取できるものが多いのがお分かり頂けたでしょうか。
毎日の食事にちょっとプラスするだけで赤ちゃんも妊婦さんも健康に過ごすことができるので、お買い物の際にはちょっと気にしながら食材選びをしてみてください。