臨月を迎えた妊婦さんは「そろそろ内診があるかな?」「グリグリされて痛いって聞くけど……」と、内診に対して不安を感じているのではないでしょうか?
私自身も結構怖がっていたのですが、毎日会陰マッサージを行っていたことなどもあってか、それほど痛みを感じませんでしたのでやっぱり個人差はあるようですね。
ですがそんな初めての内診のあった夜のこと。
なんだかおりものがピンクっぽい茶色をしているような……?
そうして先生から言われていた「今日は内診出血があるかもしれない」という言葉を思い出しました。
これがあの内診出血?でもおしるしかもしれないし、どっち?!
……と、トイレの中で一人悶々と悩みました(笑)
そこで今回は見分けるのが難しい内診出血とおしるしの違いについてまとめていきたいと思います!
内診出血・おしるしとは
初めに内診出血とおしるしの特徴などについておさらいしていきましょう。
まず内診出血とはその名の通り、妊婦検診で行う内診後に起こる出血のことを言います。
先生の技術が上手かった、下手だったということではなく、元々膣はデリケートなのでどうしても傷つくやすくなっていて少量の血が出るのは仕方がないことなんです。
また、膣内にあった老廃物などが内診の刺激によっておりものと一緒に出てくることもあります。
タイミングとしてはまさに内診が終わったすぐ後から、長くとも2日以内に起こるものですね。
次に出産兆候の一つとして有名なおしるしとは、そもそもそれまで子宮口の蓋をしていた粘着栓と呼ばれるゼリー状のかたまりが剥がれ落ち、子宮頚管の粘液と混ざって出てくることを言います。
また、赤ちゃんを包んでいる卵膜という袋が剥がれることで出血するケースもあります。
だいたい一般的にはピンクや褐色、赤色をしていることがほとんどですが、中には透明だったいう人もいますし、おしるしが起こらない人も大勢います。
おしるしから数日以内に陣痛がくるケースが多いですが、中には一週間してようやくきたという人もいるので本当に個人差があると言えます。
内診出血とおしるしの見極めポイント
ではずばり、そんな内診出血とおしるしはどうやって見分けたら良いのでしょうか?
上でも書いている通り、個人差がものすごくあるので一概には言えないのであくまでも参考にしていただければと思います↓
おしるしの可能性が高い見極めポイント
・量が多い
・粘り気が強い
・ピンク色
内診出血の可能性が高い見極めポイント
・少量の出血
・褐色
・内診から1~2日以内に発生
色は分かりにくいので〝粘り気が強いかどうか〝を肝に見極めるのがオススメですね。
ただどちらであっても体に異常が起きている訳ではないですので、そこまで神経質に見極める必要はありませんので安心して下さいね。
まとめ:見極められなくても大丈夫
異常な量出血したり、何日もそういった状況が続くようであれば病院に相談していただきたいですが、そうでなければ特に注意して見極めなければいけないものでもないということが分かって一安心ですね。
でも「おしるしがきて早く赤ちゃんに会えないかなぁ」と考えてしまうのも親心というもの。
どちらにせよ残り少なくなった、赤ちゃんがお腹にいるこの時間をぜひ大切にして下さい